感染症情報
県内の感染症について
感染症の流行状況(福島県感染症発生動向調査)
・新型コロナウイルス感染症
手洗い・手指消毒・換気などの基本的な感染症対策を継続しましょう。
〈感染対策 健康や医療相談の情報:厚労省HP〉
・RSウイルス感染症
RSウイルスの感染により引き起こされる呼吸器の感染症です。2歳までにほぼ100%の児が感染するといわれています。潜伏期は2~8日、発熱、鼻汁、咳などの風邪のような症状が出ます。重症化すると、肺炎等で入院することもあります。
〈RSウイルス感染症Q&A:厚労省HP〉
・マイコプラズマ肺炎
肺炎マイコプラズマという細菌の感染によって起こる呼吸器の感染症です。
1年を通じて見られ、秋冬に増加する傾向があります。
発熱や全身の倦怠感、頭痛、咳などの症状がみられます。(咳は少し遅れて始まることが多いです)咳は熱が下がった後も長期(3~4週間)続くのが特徴です。
潜伏期間は通常2~3週間程度
感染経路は風邪やインフルエンザと同じため、普段からの流水と石鹸による手洗いが大切です。
〈マイコプラズマ肺炎:厚生労働省HP〉
・手足口病
夏場に小児を中心に流行します。口の中、手足などに発疹ができます。感染を予防するためには手洗いを十分に行うことが大切です。
〈手足口病とは:NIID国立感染症研究所HP〉
・感染性胃腸炎(ノロウイルス)
ノロウイルスの感染により引き起こされる胃腸炎です。吐き気・おう吐・下痢が主症状で脱水に気を付ける必要があります。
手洗いの徹底、特に吐物等の処理後は十分に行うことが感染を予防する上で重要です。
〈ノロウイルスに関するQ&A:厚労省HP〉
・麻しん
麻しんウイルスによる感染症です。1人から12~18人に感染が広がる感染力が強い、空気感染をする疾患です。手洗いやマスクのみでは予防が難しく予防にはワクチンが有効です。特に海外渡航する方については、ワクチンの接種歴を確認することをお勧めします。
〈麻しんについて:厚労省HP〉
〈麻しんとは:NIID国立感染症研究所HP〉
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症
連鎖球菌による感染症です。レンサ球菌による感染症は比較的予後が良いとされていますが、まれに血液や肺、筋肉にレンサ球菌が入り重症化すると(劇症型)死に至る場合もあります。手足の強い痛みと腫れ、悪寒発熱などの症状が進行するような場合には早期に医療機関を受診してください。
・咽頭結膜熱
アデノウイルスの感染により、38~39度の発熱・咽頭痛・結膜炎の症状で小児に多い疾患です。
自然に治ゆしますが、咳の症状が激しい場合には早めに受診してください。
せっけんと流水による手洗いとうがいが予防の基本です。
〈咽頭結膜熱とは:NIID国立感染症研究所HP〉
・ヘルパンギーナ
5歳以下の乳幼児に多く発症、2~4日の潜伏期間後に突然の発熱、口の中に1~2mmの水疱が現れます。口の中の水疱による痛みにより飲食を嫌がるために脱水に注意が必要です。
接触と飛沫による感染のため、流行時は手洗いとうがいが感染防止につながります。
〈ヘルパンギーナとは:NIID国立感染症研究所HP〉
・インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
〈インフルエンザQ&A:厚労省HP〉
〈高齢者と子どものインフルエンザ予防接種費用を助成します:三春町HP〉
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